2017年5月に岩手県宮古市よりスタートしたルーキーズカレッジ。以降、各地でも注目され毎回メディアにも取り上げていただき、2018年は山形県最上地域、新潟県新発田市、宮城県石巻市でも立ち上げを行ってきました。
各地で年2回開催し、活躍する先輩社員のお話を聞いてもらう他、その地域で働きはじめた若手社会人の皆さんが会社の垣根を越えた仲間づくり(地域同期)のためのワーク、主体的なキャリア形成に向けたキャリアデザインや人間関係の問題に対する対応力を高めるコミュニケーションスキル等をテーマに学んでもらっています。
毎回のアンケートを見るとまだまだ工夫の余地はありますが、概ね参加者の方からの参加満足度・継続参加意向ともに高い場をつくることができています。 もちろん、そうした結果もやりっぱなしでは一時的なモチベーションアップという一過性のものになかねません。
「やって終わり」にならないよう、企業側の意識改革と継続的なフォローアップへの理解をいかに実現できるかは今後の課題です。
そんななか、2019年は新たな地域の未来にチャレンジする地域として、5拠点目となる「SHONAIルーキーズカレッジ」が立ち上がることとなりました。
初回は2月19日(火)鶴岡市での開催となります。
MOGAMIルーキーズカレッジの視察で庄内総合支庁の方に関心を持って下ったところから昨年末に相談いただき、調整をした結果、庄内総合支庁・鶴岡市・フィディア総研が主催となり、酒田市や商工会議所などとの共催で行われることとなりました。
庄内地域は山形県の北部に位置し、鶴岡市と酒田市の中核都市を中心とした2市3町、26.9万人規模の地域。有名な出羽三山に囲まれ、庄内藩として江戸時代には北前船で栄えたまちですが、最上地域と同様人口流出や若手社員の定着に課題がありました。
ルーキーズカレッジの目的としては、若手社員の早期離職防止と定着促進という側面もあって企画されていますが、庄内地域でも数多ある可能性のなかで地元就職という選択をしてくれた若者たちに地域でイキイキと自分らしく働いてもらえるよう、地域からの投資として実施していきたいと考えています。
そして、企業・自治体・公共団体が協働し、地域ぐるみで人材育成に関する問題解決にあたるプラットフォームをめざし、今回のルーキーズカレッジの立ち上げでこれまでなかった鶴岡・酒田を跨いだ官民連携の機会となるようパートナーとしてサポートしていきます。
山形県でご縁の深かった庄内で、ルーキーズカレッジを立ち上げられるのは嬉しいです。
庄内の皆様、よろしくお願いします!
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山本一輝
Idea partners
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