経済産業省関東経済産業局主催の「新しい人材採用の手法による企業課題解決外部人材活用セミナー」
「働き方改革」が国策として推進されるなかで、今や地域を問わず、時間や場所に囚われない多様な働き方や、雇用関係を結ばない外部のプロフェッショナル人材を活用しプロジェクトベースで仕事を進めていく働き方が当たり前の選択肢になりつつあります。
しかし、一方では人材不足が全国的に叫ばれるなかで、地方の中小企業を中心にまだまだフリーランスや複業人材の積極的な活用に理解が及んでいないのが現状です。
そうした中小企業の人事担当者・経営者、自治体の雇用政策・中小企業振興等の担当者の方向けに各地域で理解を深めてもらおうと企画されたのがこちらのセミナーだそうです。 そして、その新潟会場である7月8日に複業・外部人材の活用事例として、外部人材の立場で登壇しお話をさせていただくことになりました。
内容は2月にディレクターとして参画したGOSEN KNIT FES 2019の企画についてです
五泉ニット協同組合の皆さんとの一連の取り組みをご評価いただき、当日は組合関係者の方と一緒にパネリストとして登壇することとなりました。 当日は私も会員である一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の代表理事 平田麻莉さん、「海の家大学」講座で度々ご一緒させていただいた株式会社ニイガタ移住計画 代表取締役の鈴木博之さんもパネルラーを務められるそうで、こちらも楽しみです。 お申込み、イベント情報の詳しい内容はこちらからどうぞ。 ちなみに、私がこういった情報を積極的にSNSやブログを発信しているのは、「東京でなければできない」といういつの間にか信じられてしまった定説を覆すためです。 相対的に東京の方がチャンスがあるのは間違いありませんが、無理に挟まなくてもlocal to local(地方から地方へ)で多様な働き方が実践できるというのを多くの方に知ってもらいたいのと、それが出来るのはあいつだから出来た訳ではない、再現性があるものと証明したいと考えています。
そうすれば、無理に東京に行かなくても(居続けなくても)よくなるので、誰もが思い入れのある地域に拠点を持って仕事をすることを選ぶようになるのではないでしょうか。 会社員として就職し、転職・起業するという選択肢以外にも、他拠点居住×パラレルワーカーが選択肢として普及し、より自分らしく人生を描ける人が増えていくことを願っています。 しかし、まだ現実としてちゃんと生計を立てられている実践者も恐らく僅かでしょうし、外部人材に対しモラルとリテラシーを持ち合わせ、パートナーシップを持って仕事を依頼してくれる企業も決して多くないかもしれません。 ”卵が先か、鶏が先か”の議論ではないですが、どちらか一方を増やせば解決することはなく、副業解禁といった制度面の改訂とともに需要と供給を同時に高めていくことが必要です。そういった意味でも、 今回のセミナーがその一つのきっかけとなれば嬉しいです。
中小企業の皆さんにとっては今注目されているフリーランス・複業人材との仕事を具体的にイメージできる機会になりますし、これからプロフェッショナル人材として新潟の企業と協働的に仕事をしたいという方にとっても参考になるのではないでしょうか。
お時間ある方、ぜひともお越しください!
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山本一輝
Idea partners
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